日本語ボランティアを始めてみたい!~日本語で地域をつなぐ支援~(情報冊子 2021年3月号掲載)
横浜市の外国人住民数は約10万2千人(2021年1月末現在)。日常生活でも外国人と接する機会が増え、日本語でのコミュニケーションがますます大切になっています。そのような状況を支えているのが「日本語ボランティア」の存在です。あなたも、日本語で地域をつなぐ支援の一歩を踏み出してみませんか?
日本語ボランティアって、何をするの?
地域で暮らす外国人に、生活に必要な日本語を教えるのが主な活動内容です。また、生活面での相談にものるなど、学習者のニーズに寄り添った支援を行う傾向にあります。横浜市内には、主にボランティアが担う地域の日本語教室が約140教室(YOKE調べ)あり、規模や活動内容は教室によりさまざまです。
ことばの通じない環境で暮らすことは外国人にとって心細く、気持ちを共有できる友達を作りたい人も多いでしょう。やさしいまなざしと笑顔で接することで、相手の不安を和らげ、友達のような存在になることができます。
日本語ボランティアになるためには?
参加の条件は教室によって違いますが、活動を始める前に、「日本語ボランティア講座」の受講経験を重視する教室が多くあります。(講座は、国際交流ラウンジや区などで開催されます)
教室はさまざまな国の方が参加するので、日本語が共通のことばとなることも多く、「わかりやすい日本語」が役に立ちます。また、異文化への理解を深めながら仲間もできるなど、世界をひろげるきっかけになります。ボランティア活動に興味のある方は、受講してみると良いでしょう。
ボランティア歴30年、今はコーディネーターを行うYさんに聞きました!
日本語ボランティアの魅力とは…
何といっても、いろんな国の方と出会えることです。お互い違うことば、文化を持っているからこそ気づかされることがたくさんあります。地域に暮らす住民どうしが集い、教え合い、学び合いうことはとても素晴らしいことです。皆さんも、様々な文化・背景を持つ方々と触れ合える、日本語ボランティアを始めてみませんか?
日本語学習支援をしてみたい、している方のための情報をQ&A形式で掲載しています。ぜひご活用ください。