体制づくり推進事業2020(地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業)
横浜市の外国人人口は、ここ5年間で約3割増加、10万人を突破しました。今後一層の増加が見込まれる中で、特に増加が見込まれる外国人労働者が、生活の場で円滑にコミュニケーションのできる環境を整えるべく、さまざまな取り組みを行いました。
実施主体
公益財団法人横浜市国際交流協会(YOKE)(横浜市国際局委託事業)
文化庁「令和2年度 地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業 (プログラムB)」採択事業
実施期間
2020年5月1日から2021年3月10日(アクションプランの計画期間は、2020年度~2024年度までの概ね5年間)
取組内容および事業報告
*2020年度事業報告書(概要版)のダウンロードはこちら
柱1 体制づくり推進のための基盤の整備 (取組1・2・3)
市域における地域日本語教育推進のための基盤を整備しました。拠点センターを設置し、また、総合調整会議をたちあげるなど、推進にあたっての枠組みを作りました。
柱2 市域における地域日本語教育の推進、連携(取組3・4)
関係機関・団体との連携促進を図りつつ、地域日本語教室への支援や、モデル地域での関係団体ネットワーク構築等を行いました。
<報告書>
(3-3)地域日本語教室への個別訪問「まちの日本語伴走隊」
(3-4)地域日本語教育推進モデル地域 *柱3の(5-2)(6-5)参照
磯子区⇒「(5-2)入門研修(一般向けコース)」として実施
緑区⇒「(6-5)初期日本語教室」として実施
(4-2)連携のつどい「地域日本語シンポジウム・まちの日本語プラットフォーム2020」
(4-6)地域日本語教室・学習支援教室へのアンケート実施結果
(4-7)オンラインおしゃべり交流会 ほっとタイム NIHONGOではなそう!
柱3 研修・地域日本語教育・支援(取組5・6・7)
外国人も含めた日本語学習支援者の育成、企業と連携した日本語教室開催やICTの活用など、新たなニーズに対応するプログラム展開を試みました。さらに、ICTを活用した学習教材や学習法、オンラインでの日本語学習支援等、新たな日本語学習・学習支援のスタイルの広がりを支援しました。
<報告書>
(5-1)日本語教育人材に対する研修ヒアリング調査
(5-2)入門研修(一般向けコース)「磯子で日本語ボランティア」
(5-3)入門研修(外国人対象コース)
(5-4)ブラッシュアップ研修・日本語支援者のためのブラッシュアップ講座「学習者がもっと発信できるコミュニケーションの場作り」
(6-1)企業従業者向け生活に必要な日本語
(6-2-1)異文化間コミュニケーション講座
(6-2-2)介護施設等情報交換会「外国人とともに働く」in泉区
(6-3)外国人親子日本語教室「おやこでにほんご」
(6-4)初期日本語教室「はじめての横浜・日本語で話そう」
(6-5)初期日本語教室「ようこそにほんご@みどりく」
(7-1)日本語学習者向け講習会(7-2)日本語学習支援者向け講習会
(7-4)地域日本語教室のオンラインでの活動の支援