日本語学習支援充実に向けたこれまでの取組み

「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」実施にさきがけ、横浜市国際交流協会では、2011年度から横浜市域の日本語学習支援システムの構築・維持をめざした事業を行ってきました。(横浜市委託事業・補助事業)
この取組みが、「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」につながっています。

取組内容

2011年度から横浜市域の日本語学習支援システムづくりを視野に入れ、地域の教室や行政と連携しながら、日本語教室の開催、教室データベースの運営、支援者向け研修会や事例発表会運営、就学前親子支援講座など日本語学習支援事業に取り組んできました。
その中で、言葉を学ぶだけではなく、日本語学習をきっかけに、日本人を含めた多様な人々がお互いに知り合い、相互理解地域との関わりがなされること、また、外国人当事者の参画を大事にしてきました。日本語学習を、多文化共生のまちづくりにつなげる取組みです。

<詳細はこちら>

横浜市における取組(文化庁日本語教育大会).pdf
令和元年度文化庁日本語教育大会(東京大会)「地域日本語教育の総合的な体制づくりにいかに取り組むか」報告資料

<取組の経緯>

2010年度以前 ・日本語教室データベース(横浜)の運営
・「YOKEニューカマーのための日本語教室」 運営
・国際交流ラウンジ協議会日本語学習支援分科会(現 日本語分科会)
2011年度 ・日本語学習コーディネート業務(横浜市委託事業)開始
・横浜・日本語学習支援訪問相談 開始
・日本語ボランティア研修会 開始
・横浜市・地域日本語教室事例発表会開始(~2015年度)
・「YOKE日本語教室教材例集~話してみよう!わたしのこと 横浜のこと」改訂版公開
・泉区役所日本語教室受託開始
2012年度 ・教室実習型研修(日本語教室) 開始(~2017年度)
2013年度 ・「YOKE日本語教室教材例集~話してみよう!わたしのこと 横浜のこと」改訂版公開
・「さまざまな学習背景を持つ日本語学習者向けプログラム(例)の紹介」公開
・よこはま地域日本語実践もちより会 開始
2014年度 ・「YOKEニューカマーのための日本語教室」を「YOKE日本語教室~伝え合おう 私のこと横浜のこと~」にリニューアル
・横浜で生活する就学前の外国人親子のための日本語学習支援・子育て支援調査報告書公開
2015年度 ・「YOKE日本語教室~伝え合おう 私のこと横浜のこと~」再リニューアル
・就学前の子どもと親の支援に関する取組調査・報告会
・親子日本語教室「おやこにほんごタイム」実施
2016年度 ・日本語学習コーディネート事業(横浜市補助事業)に
・セミナー「まちのにほんごプラットフォーム」 開始(~2017年度)
・個別訪問事業「まちのにほんご伴走隊」
・「おやこにほんごタイム活動ネタ集」公開
・外国につながる子どものことばと育ち 勉強会
・「介護現場に役立つ日本語教室」受託
2017年度 ・YOKEにほんご相談室 開始
・セミナー「外国人住民の妊娠から子育てを地域でどう支えるか」
2018年度 ・「テーマで話す日本語会話教室」実施
2019年度 ・「YOKE日本語教室 教室活動例集~伝え合おう 私のこと横浜のこと~」公開
・文化庁「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」(プログラムA)
・外国につながる子どものことばと育ち 勉強会
2020年度 ・文化庁「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」(プログラムB)